⑪オーマとジージのクロアチア大冒険旅行~10日目【6月20日(金)】

10日目【620日(金)】

9時過ぎにホテルを出て、港の駐車場までまたゴロゴロとスーツケースを転がして行った。入れ替えた駐車場はそこよりも更に遠くなので、私は荷物と共に港で待つことにした。たまたま私が待っていたところに、町全体の立体地図のようなものが置かれていたので、次々と観光客がやってきた。結構フランス人ツアーが来ているようだ。ヨーロッパ人は個人旅行が多いのかと思っていたが、初日にはドイツ人ツアーと一緒になったし、結構ツアーで来る人もいることがわかった。なかなか夫が現れないので、少々不安になっているところに、ようやく車が来た。

高速道路に乗る道を間違えるというハプニングもあったが、無事に高速に乗り、スプリットの町をあとにした。途中トルコ人のやっているカフェでトルココーヒーを飲んで休憩をとった。すると一組の家族がやってきて、トイレだけ借りて去って行ってしまった。ストンを通って行くので、昼食はまたマリ・ストーンのレストランに行くことにした。レストランに着いてみたら、なんとさっきの家族がいるではないか。マリ・ストーンは本当に静かな素敵な町だ。このレストランのウニの前菜は絶品だ。

ゆっくりした後、ツァヴタットに向けて車を走らせた。ここは、ドブロブニクにほど近い小さな港町だが、町の歴史は古く、紀元前6世紀にはギリシャ人によって既に都市が築かれていた。


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雨が降ってきたので、残念ながら早々に引き上げ、プラトの予約したホテルに急いだ。夫がグーグルで散々探したがわからなかったというホテルだ。住所の場所に来て見て、そばにいる人にそのホテルを尋ねた。その人は、そこだ、と言って近くの建物を指差した。だがそのホテルの名前はなかった。レセプションに行くと確かに私達の予約は入っていた。しかし私達が案内されたのは、敷地内に立つ別の名前の建物だった。経営が変わって名前が変わったのだろうか?とか色々考えたが、訳が解らなかった。でもとにかく泊まるところがちゃんと確保されていて安心した。敷地内を散歩すると、すぐに浜辺に出た。夕方の海岸は素敵だ。しばし砂浜に座り、静かなアドリア海を見納めた。



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クロアチア旅行最後のディナーは、夕日の美しい浜辺で、ギターデュオの生演奏を聞きながらの思い出に残るものとなった。


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                          (つづく)



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# by mako-oma | 2015-02-01 13:43 | 旅行 | Trackback | Comments(0)  

⑩オーマとジージのクロアチア大冒険旅行~9日目【6月19日(木)】

9日目【619日(木)】

9時頃ホテルを出発し、シベニクに向かう。シベニクは、クロアチアのアドリア海岸のほぼ真ん中に位置する歴史の古い町である。

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時頃到着し、まず世界遺産に登録されている聖ヤコブ大聖堂を訪れた。ちょうどミサが始まったところだったようで、私達はミサにあずかることができた。なんとラッキーなことだろうと思った。旅行中世界遺産の大聖堂でミサにあずかるのは二度目である。一度目はフランスのシャルトル大聖堂でのことである。10年近く前、長女の友人の結婚式がベルサイユ郊外の教会で執り行われた。その式に参列後、7人乗りのレンタカーを借りて、最初は私達夫婦と長女の3人で、途中から次女夫婦も加わって5人になり、ロワール川流域のお城めぐりをした。確かその初日にシャルトル大聖堂を訪れ、今回同様、たまたまミサにあずかることが出来た。その時、夫と娘はカフェでお茶を飲んでミサの終わるのを待っていたが、今回は夫もちゃんとミサにあずかり、良い体験だったと思う。パイプオルガンの音が教会内に響きわたり、とても荘厳なミサだった。

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シベニクのシンボルでもあるこの大聖堂は、15世紀から16世紀にわたり、建築に100年以上かかったそうだ。祭壇の奥には聖歌隊席があり、さらにその奥には洗礼室があり、祭壇までの距離とその奥の距離が同じぐらいあるのではないかと思われるほど長かった。

教会の外観で特徴的なのは、71人もの人間の頭部の彫刻で、これは建築当時の市民の有力者をモデルにしたと言われている。

また天井の装飾も素晴らしかった。

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海岸沿いにはレストランがたくさん立ち並んでいた。どこに入ろうかと迷ったが、ガイドブックに載っていた有名シェフのお店に決めた。ところが行ってみると、ここもまたお客さんが一人もいないのである。隣には、やはりガイドブックに紹介されているレストランがある。こちらは大盛況である。昨晩のこともあり、お客さんのいないレストランは避けた。昼食はどこに行っても定番メニューであるパスタ、ピザ、リゾットになってしまう。今回は魚のリゾットとグリーンパスタを注文した。

リゾットはシェルの形をした素敵なお皿に乗って出てきた。一口食べて、「美味しい!」グリーンパスタもとっても美味しかった!やはり混んでいるお店は当たりなのだ!


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午後は、シベニクから30分ほど行ったところにあるクルカ国立公園を訪れた。プリトヴィツェ湖畔国立公園と同様、カルストによって造り出された風景が広がる自然公園である。車は上に置いて、バスで下まで下っていく。とてもバス2台がすれ違うことは出来ないほどの狭い道を降りていくので、バス同士は連絡をとりあっていて、2台がすれ違うことはないのだろう、と思ったのだが違った。向こうからバスが来るではないか。信じがたい運転さばきで2台のバスはすれ違った。規模は小さいが、遊歩道を歩きながら、思いっきり自然を満喫できた。

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スプリットでの滞在もこの日が最後だ。夕食はホテル前のレストランでとった。

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前に座ったフランス人家族のテーブルには見慣れたミシュランの赤い本が置かれていた。今回はミシュランのお世話にはならずにホテルを予約したが、残すはあと一つとなった。そのあとお土産を買いに歩いたが、なかなか良いものがみつからない。クロアチア名物の一つにイチジクがあり、イチジクのクッキーもお土産として人気があるようだ。またナッツにお砂糖をまぶしたようなお菓子もわりとどこでもみかけた。やはり何と言ってもチョコレートのお菓子が多いが、夏は避けた方が良いと思った。買うなら専門店の方が美味しいだろうと思い、イチジククッキーと砂糖まぶしナッツをおしゃれなお菓子屋さんで買い求めた。とりあえず、試食してみて美味しかったら皆へのお土産として明日買うことにした。ところが、ホテルに帰り試食してみたところ、クッキーはあまり美味しくなく、ナッツは噛めないくらいに硬かった。歯が折れそうだった。そんな訳でお土産は空港で買うことにした。 (つづく)















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# by mako-oma | 2015-01-31 21:06 | 旅行 | Trackback | Comments(0)  

⑨オーマとジージのクロアチア大冒険旅行~8日目【6月18日(水)】

8日目【618日(水)】

この日は一日、スピリット市内の観光にあてた。運転手さんの休養日である。連日の運転、本当にご苦労様でした。

スプリットは,ローマ皇帝ディオクレティアヌスの宮殿がそのまま旧市街となったという珍しい起源をもつ町だ。その特殊な成り立ちと町並みにより、世界遺産に登録されている。


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宮殿の地下には巨大な空間が広がっている。大聖堂は見ごたえのあるものだった。木製の聖歌隊席の彫刻はみごとだった。


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前庭に出ると、ちょうど運良く男性合唱のクラパ(アカペラコーラス)の演奏がはじまるところだった。素敵な歌声にうっとりしてしまった。

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昼食は再び昨夜のお店に行き、スパゲッティーミラネーゼと魚のリゾットをたのんだ。隣の席には赤ちゃん連れの若夫婦がいた。ちょうど歩き始めた頃のとっても可愛い男の子だった。どこから来たのか聞いてみたら、エストニアからだという。バルト三国の一つだが、長女が以前デンマーク在住の折、一人で出張に行ったのは確かリトアニアだったことを思いだした。

食事が終わり、夫はホテルに戻ったが、私は一人で街を散策した。スプリットの旧市街をくまなく歩いた。やはりゆっくり滞在するに値する魅力ある街だ。

ピンクの皮製の素敵なサンダルを見つけたが、買おうかどうしようか迷ったあげく、ちょっと考えることにした。一度ホテルに戻り、やはり買おうと決めて夕食の前に再び靴屋さんに行き、そのサンダルを買った。私はそれをホテルの部屋に置いて戻ってくると、広場の真ん中で夫が知らない人と話をしている。誰かしら?と思ったら、中学の同級生だという。御夫婦でツアーに参加されているとのこと。こんなにも偶然な出会いがあるなんて、世界は狭いと実感した。

夕食は「観光客のこないようなレストランに行こう」、ということになり、中心部から離れたところにあるレストランに入った。クロアチアのレストランのメニューはどこも同じで、ちょっと変わったものを食べたかった。日本食が食べたいとか、中華料理が食べたいとか言っているのではなくて、普通のバルカン料理が食べたいのに何故ないのか?“定番“と、ガイドブックに載っているメニューは一体どこに行ったら食べられるのか? そんな思いを持って1軒のレストランに入った。入口に出ているメニューを見て、もしかしたら…という期待を持っていたのだが…私達の注文はすべて却下された。メニューにはあっても、今日はないそうだ。結局のところ、このお店で食べれるのはシーフードのみ、ということだろう。仕方がないので別のお店を探すことにした。
次に入ったお店はとにかく広い。でもお客さんは誰もいない。少々不安な気持ちで入った。というのは、そのあたりにはもうレストランらしきお店は見当たらなかったからである。年配の男性が注文をとりにきたが、英語はおぼつかない感じだった。とりあえず赤と白のグラスワインをたのんだ。出てきたワインを見て驚いた。なんと両方とも氷が浮いているのである。グラーシュとミンチ料理を注文したが、やはりここでも、メニューに載っているミンチ料理はないが似ているものはある、という。こりゃお料理も期待できないとあきらめたが、グラーシュもミートボールも美味しかった。久しぶりに食感の異なるものを食べることが出来た。お腹がいっぱいになりレストランをあとにしたが、結局お客さんは誰も来なかった。もしかして、その日のお客さんは私達夫婦だけ?  (つづく)


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# by mako-oma | 2015-01-30 13:47 | 旅行 | Trackback | Comments(0)  

⑧オーマとジージのクロアチア大冒険旅行~7日目【6月17日(火)】

7日目【617日(火)】

やはりこのホテルも屋根はついているが、外のようなところでの朝食だった。この日も結構涼しかったが、これから秋冬になったらかなり寒いと思った。

この日は早く起きたので、7時半頃にはもうホテルを出て、再びプリトヴィッツェ国立公園に向かった。天気は雨。8時頃到着し、駐車場に車を入れ、雨が止むのを待ったが、雨足はどんどん強くなるばかり。とても歩ける状況ではなかったので、残念ながら上湖郡を回るのはあきらめた。すぐに車を出したら、駐車料金はとられなかった。

急遽予定を変更し、かつてダルマチア地方の中心として栄えた港湾都市、サダルに行くことにした。途中休憩をとった峠は、車のドアーを開けるのも困難なくらいの強風だった。

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一歩外に出たら、とても立っていられないくらいだ。吹き飛ばされないよう、気をつけて歩いて建物内のカフェでお茶を飲んだ。

激しい雨も内陸部を出たら、すっかり良いお天気になっていた。

サダルは思ったよりもかなり大きな町だった。町の起源は紀元前
9世紀までさかのぼり、中世にはヴェネツィア共和国と競うほどの勢力を誇っていたそうだ。観光客も大勢来ていて、車を止めるのに苦労した。立派な正門をくぐり旧市街に入った。

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聖ドナト教会、聖ストシャ大聖堂、フランシスコ会修道院など教会関連施設はクロアチア屈指の充実度を誇るそうだ。
クロアチアは隠れた巡礼地というのもうなずける。



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海岸にあるシー・オルガンは、風が吹くと地面に埋められた装置が反応してメロディーを奏でる仕組みだそうだ。

見所もたくさんあり、来て良かったと思った。


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サダルの町をあとにして、一路スプリットを目指して高速道路を走った。ちょうど高速を降りるところが車線規制で一車線になっていた。そこで事故があったようで、反対車線は遥かかなたまで渋滞の列が続いていた。こちらの車線でなくて良かった。高速を走っている車のナンバープレートを見ると、ドイツ、チェコなどEU圏が多い。皆よそ者である。それなのにかなりのスピードを出して走っている。普段あまり抜かれない夫の運転だが、どんどん追い越して行く車が多いのにはビックリした。

スプリットはアドリア海最大の港町である。町の中に車は入ることができない。港の駐車場に車を止めて、スーツケースをゴロゴロ引きずってホテルを探したがなかなか見つからなかった。ようやく見つけたホテルは、メインの広場に面した観光にはとても便利な場所にあった。
レセプションは2階で、ここもまたエレベーターなし。チェックインをするために上って行ったら、イケメン青年が割安の駐車場に案内してくれ、荷物も上げてくれた。ホテルの女主人は日本に住んでいたこともあるようだ。先ほどの青年は海洋大学に通っている息子で、将来は船乗りになりたいそうだ。彼女に美味しいお店を尋ねたら、近くのレストランを教えてくれた。その店のシェフもまた日本に行ったことがあるそうだ。 スプリットは大きい町なので、中華料理とかインド料理のお店があるのではないかと聞いてみたが、ないと言う。世界中くまなく進出していると思っていた中華料理もここにはないらしい。夕食はその店でラムステーキと子牛のコトレットを注文した。           (つづく)


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# by mako-oma | 2015-01-29 09:27 | 旅行 | Trackback | Comments(0)  

⑦オーマとジージのクロアチア大冒険旅行~6日目【6月16日(月)】

6日目【616日(月)】

ホテルの朝食は8時だった。室内でもなく室外でもないベランダのようなところが朝食をとる場所だった。冬はどうするのかと思った。

9時頃ホテルを出発、目的地であるプリトヴィッツェ湖畔国立公園に向け車を走らせた。途中山を越えると天気がガラっと変わった。確かにアドリア海に沿った地域は地中海性気候であるのに対し、内陸部は大陸性気候であるのだと実感させられた。風がとても強く、初めて車のハンドルを取られるという経験をした。もちろん運転手は夫だけなので、私は助手席で座っているだけだが、それでも怖かった。

12時半頃目的地に到着し、ハンバーガーとポテトでお腹を満たし、早速歩き始めた。プリトヴィッツェ湖畔国立公園は大小16の湖と92箇所の滝をもつ国立公園で、1979年世界遺産に登録された。エメラルドグリーンがなんともいえない美しさを放っていた。想像をはるかに超えた規模の滝には圧倒された。

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ビューポイントではたくさんの観光客がカメラのシャッターをきっていた。気温はかなり低く、みな上着やジャンパーを羽織っている。湖は透明感があり、たくさんの魚の群れが泳いでいた。やはり、ドブロブニクから遠いが、来る価値はあると思った。


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この日は下湖郡だけしか見ることが出来なかった。上湖郡は翌日にまわすことにした。出発しようと思ったとき、夫はタブレットのないのに気がついた。窓口で駐車料金の支払いをするとき、台の上に置いたのだ。急いで探しに戻ったところ、幸いにも保管してくれていた。このタブレットがなければ動きがとれないくらいに、我々にとっては何よりも大事なものを、何で忘れるか!と思った。とにかく無事に戻ってきて安心した。


この日はプリトヴィッツェから30分ほど車で走ったところにある小さな村、スルニに宿をとった。夫婦でやっているとても小さなホテルだ。ここは友人のお勧めで、町の中に川が流れていて、小さな滝もある。なんとも不思議な町だ。

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夕食は、歩いてRASTOKEにあるPETROというレストランに行った。

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席はすべて屋外である。周りを水に囲まれ、川の流れる音を聞きながら、マスのグリルと燻製をいただいた。まじめで働き者という印象の若いウェイターが、ちょっと離れたところにあるキッチンと客席との間を忙しそうに何度も何度も往復していた。何でそんなに離れているのだろうか? 雨が降ったらどうするのだろう? 何で外だけなのか? 夏は良いが、秋冬になったら寒すぎるのでは? いろいろな疑問が浮かんだが、料理はとっても美味しかった。
                        (つづく)


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# by mako-oma | 2015-01-28 21:01 | 旅行 | Trackback | Comments(0)