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我が家の5年間 (1)

東日本大震災から5年が経ちました。この間我が家にも激震が起こりました。それでも春は来ました。大震災から程なくした頃、隣に住む孫娘の元に、近所のこども園から入園許可の通知が届きました。娘は妊娠がわかるとすぐに保活を始めました。妊娠中、保育園のことしか考えていなかったのではないかと思うくらいです。最初は無認可、次に認証、そしてようやく認可保育園の1歳児クラスにめでたく入園することが出来ました。生後10ヶ月から既に2回の転園を経験し、3園目となるこのこども園は、幼保一体化されたもので、その後5年間本当にお世話になりました。

毎朝保育園に送って行くのが私の仕事でした。通園途中、花の名前を教えて、季節の移り変わりを感じてもらったり、細い道に入ると背負っているリュックを私に渡し、”よーいドン”で競争したり、色々なことが懐かしく思い起こされます。1歳児クラスは、本当に可愛いクラスでした。ついこの間のことのような気がします。2歳児クラスになるとお友達と一緒に遊ぶことも多くなりました。そして3歳になると幼稚園と一緒になり、沢山のお友達が入園してきました。年少クラスは2クラスでしたが、幼稚園のお友達が帰ったあとは、保育園のお友達だけのクラスとなりました。そして年中さんになり、すっかりお姉さんになりました。 つづく

# by mako-oma | 2016-03-27 09:37 | 家族 | Trackback | Comments(0)  

東日本大震災から5年

東日本大震災からもうすぐ5年が経とうとしています。あの時1歳だった孫娘は、この4月から小学生です。あの日私は保育園まで迎えに行き、避難所に指定されている近くの大学の体育館で娘が来るのを待ちました。しかし京橋の職場にいる娘とは連絡がとれず、外も暗くなってきたので孫娘を連れて家に帰りました。娘はその夜遅く京橋から家まで5時間ぐらい歩いて帰って来ました。

大震災以来、私は岩手県の児童養護施設”藤の園”のサポートを続けています。皆様から寄付を募り、お礼に着物の生地で作った手作りのクリスマスボールを差し上げています。このクリスマスボールプロジェクトに関してはこちらをご覧ください。

先日、藤の園の園長先生であるシスター・チェリナが東京に来られ、思いもかけないものをいただいてしまいました。
感謝状です。私のしてきたことは、本当にささやかなことです。でもこの大震災のことは決して忘れてはいけないと思い、年々人々の記憶が薄れてくるのを感じながらも、寄付をお願いしてきました。ご協力いただいた方々には本当に心から感謝申し上げます。

今日はカトリック高輪教会に行って来ました。こちらの教会からもバザーの売り上げ等の中から藤の園へご寄付をいただきました。
本当は皆様の前でお礼を申し上げたかったのですが、それには前もって予約が必要とのことで、それはかないませんでした。
それでも担当の福祉部の方に心からのお礼を申しあげ、皆様にお伝えいただくようお願いしてまいりました。

細々とでも末永く続けていかれればと思っています。今後とも皆様の温かいご支援をよろしくお願いいたします。

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# by mako-oma | 2016-03-06 16:15 | ボランティア | Trackback | Comments(0)  

第17代市村家橘後援会

The seasons may come and go, but friends last forever.
Make new friends, but keep the old.
One is silver, one is gold.

これは、「半世紀ぶりの再会」でご紹介した詩です。
今日は、半世紀より更に前の60数年前、初めての社会生活を共にした仲間のことをお話したいと思います。

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その幼稚園は伊皿子にありました。
今は、紺のブレザーに水色のチェックのスカート・ズボンという可愛い制服ですが、当時制服はまだなく、全くの私服でした。
幼稚園のお人形を家に持って帰り、母が洋服を縫ってくれたこともありました。とても家庭的な幼稚園でした。

ある時からこの仲間たちが不定期に集まるようになりました。
作曲家の俊ちゃん、歌舞伎役者の寿ちゃん、オペラ歌手の由子ちゃん等々クラスメートには多才な方々がいます。
今でも集まると昔と同じに「何々ちゃん」と呼び合います。
60代後半、既に高齢者の仲間入りをした人達です。
毎回仲良しメールでクラス会のご案内をします。

久しぶりに11名の仲間+1名(市村家橘さん奥様)が集まりました。
今回の目的は、我等が仲間の寿ちゃん(市村家橘《かきつ》さん)の後援会立ち上げの話し合いでした。

7歳で初舞台をふみ、今年芸歴60年を迎える彼を応援しようと、仲間たちが動き始めました。家橘さんは過去に病気で倒れたこともありましたが、厳しいリハビリを乗り越え、現在は心身共に充実して、良い演技を見せてくれています。
私達に何が出来るか、どんな事をやるのか、皆で意見を出し合いました。

これからオリンピックに向け、日本の伝統芸能である歌舞伎をより多くの人に知ってもらうためにも、今、彼には大きな役目があるのではないでしょうか。60年歌舞伎の世界でやってきて、芸風は、白塗りの二枚目から、色悪、さらに三枚目がかった役どころも、女形も、老人役も、難なくこなし、芸域が広く、どんな役でもこなせる腕達者と言われています。 所作が凛とし、静止している姿も美しいと好評です。

第17代市村家橘後援会「かきつ会」立ち上げプロジェクトがスタートしました。
皆様方にもぜひ市村家橘を応援していただきたいと思います。
ホームページをご覧いただき、ご入会いただければ嬉しいです。どうぞこちらへ





# by mako-oma | 2016-01-15 20:26 | 交流 | Trackback | Comments(0)  

半世紀ぶりの再会

半世紀ぶりの再会_a0335656_23114437.jpg
明けましておめでとうございます。

2016年最初のブログは、50年前の写真でスタートいたします。
女の子二人に挟まれた真ん中の彼と50年ぶりの再会をしました。
この時皆高校生。青春真っ只中でした。
この写真は50年経っても皆の記憶に残る最高の写真です。

時は1960年代後半、日本は高度成長時代。ブラザースフォアー、ジョーン・バエズ、PPMなどのフォークソング全盛時代でした。まわりを見渡すと、ギターを抱えた友人たちが沢山いました。
仲間が集まると必ず誰かがギターを弾いて、皆で歌いました。
当時ベトナム戦争に反対する反戦歌もいろいろ歌われました。
私達はほとんど毎週末顔を合わせていました。
しかし、いつの頃からか彼は来なくなり、その後彼の消息は途絶えてしまいました。
そして、50年の歳月が流れました。

昨年末、突然彼の消息がわかりました。現在仙台在住とのこと。
すぐに連絡を取り、この日の再会となりました。
彼の希望により、たっぷりの時間をとりました。
午後1時から6時まではカラオケルームを、そしてその後は居酒屋さんを。

この日集まったのは、インドネシア在住の女性を含め、7人。
私達は自由が丘で待ち合わせました。
50年ぶりの彼の姿はかなり貫禄がついたようでしたが、顔は昔の面影が十分に残っていました。
カラオケルームに入った私達は再会を祝って乾杯しました。
そしてその後は50年の空白を埋めるのに時間はかかりませんでした。それぞれの50年を語ったあとは、ギター持参の友人の伴奏で、次から次へと昔を思い出しながら、歌っていきました。

今回の準備はすべてこのギターを弾く彼がやってくれました。
彼の作ってくれた歌集には全部で27曲ありました。
6時間のうちでは歌いきれない曲も沢山ありました。
それでも半分以上は歌いました。

あのころ彼はギターも持っていませんでした。ですからもちろん1曲も弾けませんでした。でも現在、彼はお客様の前で弾くレベルになり、リクエストは何でも弾いてくれます。1時から6時までカラオケルームを借りてただの1曲もカラオケをかけませんでした。
こんなお客さんっているのでしょうか?

その後は、居酒屋さんで時が経つのも忘れて飲んで食べてしゃべって笑って楽しいひと時を過ごしました。
最後に今日の主賓のご希望でスイーツを食べに行きました。
これは彼のおごりでした。ごちそうさまでした!

こんなに素敵な仲間がいる私は本当に幸せ者です。
今は亡き写真上段右端の彼はきっと天国から私達のことを見ていることでしょう。
改めて彼の存在は大きかったのだと感じました。

最後に私の大好きな詩をご紹介します。

The seasons may come and go, but friends last forever.
Make new friends, but keep the old.
One is silver, one is gold.



# by mako-oma | 2016-01-14 23:42 | 交流 | Trackback | Comments(0)  

年末恒例行事

今年も余すところあと1日になってしまいました。
我が家の年末恒例行事は長女の高校時代の友人たちが集まるクリスマスパーティーです。今年は皆様のご都合で、暮れも押し迫った12月27日に開催されました。

このパーティー、初めは長女の友人たち8人だけでしたが、そのうちに結婚されてご主人も一緒に、そしてお子さんが生まれてファミリーで、と人数も増えていきました。
その一方、ロンドン、パリ、ヨルダン等、海外に行かれる方も増え、ある年は日本在住組は半分になってしまいました。お二人が来られるということだったのですが、一人は途中で具合が悪くなってこられなくなってしまい、結局お一人が双子ちゃんを連れていらしてくださいました。

毎回、皆様何か一品持ってきてくださるので、とっても楽しみです。今年もドライカレー、具材たっぷりのクスクスサラダ、2種のお味の異なる豚肉薄切りメニュー、シンガポールのソースでいただく焼き鳥、ロンドン駐在妻レシピの白菜サラダ、友人のご主人特製の焼きそば等バラエティーに富んだお料理が並びました。そしておいしいシャンペンにヨルダンのワイン!ヨルダンワインSAINT GEORGEは、残念ながら当日は開けそびれてしまい、皆様には飲んでいただけませんでしたが、後日私たち夫婦二人でいただきました。最高に美味しかったです!
私達は、牡蠣のアヒージョと野菜のマリネ、トマトとモッレラチーズのカプレーゼを提供しました。

今年は大人14名子供5名の計19名となりました。
ヨルダンからシンガポールに移られ一時帰国中の方、今年ロンドンから帰国された方も加わり、久しぶりに4人のご主人方が参加され、とてもにぎやかな会となりました。

途中、子供たちはパパたちも一緒に近くの公園に遊びにいきました。帰ってきてからは、6歳と5歳の女の子達4人は飽きもせずにカルタやトランプでひたすら遊び続けていました。

1時から始まった会も6時ごろには記念写真を撮って、お開きとなりました。来年また皆様方にお会いできるのを楽しみにいたしております。


# by mako-oma | 2015-12-30 13:25 | 行事 | Trackback | Comments(0)