カテゴリ:音楽( 4 )

 

サロンコンサート つづき

サロンコンサートの会場となった喫茶店は、我が家から歩いて5~6分のところにあります。マスターがサイフォンで美味しいコーヒーを入れてくださいます。実はこのお店のマスターと私は遠い親戚になるということがわかって驚きました。

このお店がオープンしたころ,従妹が遊びに来て、彼女のご主人の従妹が私の家の近くにお店を開いた、というので聞いてみたら、このお店だったのです。
つまり従妹夫婦の妻の従妹が私、夫の従妹がマスターの奥様ということです。しかも我が家と名字が同じというので、またビックリしました。

私も気になるお店だったので、既に行ったことがありました。その後、ソプラノ独唱をされたご近所のTさんからピアノコンサートのお誘いを受けたりして、何度かお邪魔しています。このTさんのご主人と、デュッセルドルフの"Music Freunde am Rhein"の友人Aさんが、なんと大学時代オーケストラで一緒だったのです。お二人とも私の先輩です。私は高校までで、大学のオーケストラには入りませんでしたが、そのまま大学でも続けた友人に、「デュッセルドルフでAさんのお隣で弾いていた」と話したところ、「そんな、恐れ多い」と言われてしまいました。とても私のようなレベルの者がお隣には座れないようです。帰国されて入られたアマチュアオーケストラでもコンサートマスターをされていました。

今回の演奏会は、Aさんからも、Tさんからもご案内をいただきました。ついでに、最近まで知らなかったのですが、このお店の息子さんと、Tさんのご長男、そして我が家の長女は帰国して6年生で入った公立小学校の同級生でした。卒業式の時、娘は転校生だったので、クラスの一番最後に呼ばれ、隣のクラスの一番最初に呼ばれたマスターの息子さんと、同じ名字が続けて呼ばれたそうです。
さらにTさんのご次男と我が家の次女は同級生で、今、彼らの子供達は同じ保育園に通っています。
また素敵なソプラノを聴かせてくださったTさんは、私の幼馴染みと大学時代同じコーラス部ということもわかりました。
更には父の遺品を整理していて、大学時代のオーケストラ部の名簿にAさんのお父様の名前を見つけました。同時期一緒に演奏していたんですね。

つくづく「人と人との繋がりってすごいなぁ」と感じています。

我が家は父はバイオリン、母はピアノ、と二人とも音楽が大好きでした。私はバイオリン、妹はピアノを習っていましたが、二人とも音楽の才能はなかったようです。まだ幼い頃、父に連れられ「朝日ジュニアオーケストラ」に通ったことが、懐かしく思い出されます。


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by mako-oma | 2015-10-15 22:03 | 音楽 | Trackback | Comments(0)  

バイオリン

サロンコンサートのご案内をくださった懐かしい友人夫妻のことについてお話ししたいと思います。
もうかれこれ30年も前、私たちはドイツ・デュッセルドルフで”Music Freunde am Rhein”というアンサンブルのグループで一緒に音楽を楽しんでいました。メンバーは、日本人学校の先生、駐在員の方、そして私のような主婦等いろいろで、場所は日本人学校の一室を借りて練習していました。

私は友人から「一緒にアンサンブルやらない?」とお誘いを受けました。彼女はバイオリンを、そしてご主人は日本人学校の先生でフルートをされていました。私は、とにかくバイオリンが大嫌いだったので、もうニ度と弾くことはないと思っていました。小さい頃からやっていたので、やめるにやめられずに器楽部やオーケストラで細々と続けていましたが、高校3年の定期演奏会でアンコールに南太平洋を演奏して、これが最高でした。「もうこれで思い残すことはない」と思い、バイオリンは実家の物置に放り込んだきりになっていました。

とにかく大嫌いだったので、家では全く練習しませんでした。ですから上手くなるはずもありません。子供達にもバイオリンだけはやらせたくないと思い、長女はピアノを、次女はリコーダー(後にフルート)を習わせました。バイオリンのことなんてすっかり忘れていました。既に15年以上も経っていて、おそらくもう楽譜も読めないと思っていました。私は彼女の再三のお誘いを断り続けていましたが、ある時「バイオリン貸してあげるから弾いてみたら?」と言われ、2台持っていたうちの1台を貸してくださいました。私が昔弾いていたのとは全く違う良いバイオリンです。

久しぶりにバイオリンを手にし、弾いてみたら、やはり小さい頃からやっているということは、体が覚えているんですね。「やってみようかなぁ」という気持になり、彼女に付き合ってもらって、デュッセルドルフとケルンの楽器屋さんをくまなく回って、気に入ったバイオリンを手に入れました。それからは、”Music Freunde am Rhein"のメンバーとして、生まれて初めてバイオリンを楽しむことが出来ました。それは、私のデュッセルドルフでの生活を豊かにしてくれました。

帰国し、何十年ぶりかでプライベートレッスンの先生につきました。でもその後、母の介護やなにやらと忙しくなり、しばらくは私の宝物のバイオリンは押入れに眠ったままでした。思いだしたように取り出してみては、異常がないかをチェックするだけでした。

でも今私は、時間があればバイオリンの練習をしたい、と思うくらいに、バイオリンが大好きになりました。
今年になって突然知り合った遠縁のR子先生のお陰です。ひと月に一度我が家に来て教えてくださいます。私は、コンサートに行くと必ず演奏者の右手に目が行くのです。弓を持っている手の、何と柔らかく美しいこと!私はそれが出来ないのです。でも先生のご指導のお陰で何かつかめたような気がします。

練習すれば練習するほど上手くなる、という当たり前のことが、やっと最近わかってきました。主人は結婚以来私がバイオリンを弾いているところを見たことがないので、本当に弾けるのかどうか疑っていましたが、今は私の雑音にも耐えてくれているようです。

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by mako-oma | 2015-10-05 17:09 | 音楽 | Trackback | Comments(0)  

サロンコンサート

懐かしい友人からサロンコンサートのご案内をいただきました。
お住まいは日野市。でもその会場は、我が家から歩いて5分ぐらいのところにある喫茶店です。このお店や友人に関しては改めてお話ししたいと思います。私達は開演10分前に着いたのですが、もうお席はいっぱいで、一番前の席しか空いていませんでした。おそらく皆さん遠くからいらしているんでしょう。お茶とお菓子を召し上がりながら歓談されていました。私達も早速美味しいコーヒーとケーキをいただきました。

第一部はフルート五重奏、クラリネット独奏、オーボエ四重奏というプログラムでした。演奏者の真ん前ですから、指使いから弓の持ち方等良く観察できました。皆さんアマチュアオーケストラでずっと演奏してこられた方たちですので、とても参考になりました。

実は私、バイオリンを弾くのですが、このことに関してもまた改めてお話しします。第一部が終わるとなんとワインとおつまみが出てきました。ワインをいただきながら、こちらのマスターの奥様や、懐かしい友人夫妻とのおしゃべりの時間が持てました。

第二部はフルート独奏、ソプラノ独唱、弦楽四重奏、ピアノ五重奏とバラエティーに富んだプログラムを楽しむことができました。皆さん本当に音楽を楽しんでいらっしゃるということが伝わってきました。特にソプラノ独唱は私の友人で、クラリネットを演奏されるご主人との共演は素敵でした。

そもそもこのコンサートに誘ってくださったのは彼女でした。ご近所にお住まいで、今までもこのお店で開かれたピアノコンサートなどに誘ってくださいました。このご夫婦と懐かしい友人夫妻、そしてこのお店のマスター夫妻とどこで繋がっているのかは次回にまわします。

やはり「音楽」というものは、その名の通り音を楽しむものだということがよくわかりました。今までお仕事で忙しかった方々も、リタイアー後にこうやって楽しめる趣味があることは本当に幸せなことだと思いました。聴かせていただいた私達も皆一緒に音楽を楽しめるサロンコンサートって良いですね。音楽の原点のような気がします。昔のヨーロッパの宮殿でのサロンコンサートはどんなものだったのでしょうか。

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by mako-oma | 2015-09-25 17:13 | 音楽 | Trackback | Comments(0)  

日本フィルコンサート

9月4日(金)サントリーホールでの日本フィルハーモニー交響楽団東京定期演奏会に行きました。私たち夫婦は日フィルのサポート会員になっているのですが、このチケットは直前にいただいたもの。この日はシーズン初日ということで、指揮者山田和樹さんのプレトークがありました。「本日の聴きどころ」を聞いて、これから始まるプログラムにとても興味がわいてきました。この日の演奏曲目は、ベートーヴェンの交響曲第1番、ミョーのバレエ音楽<世界の創造>、イベールのアルト・サクソフォンと11の楽器のための室内小協奏曲、別宮貞雄の交響曲第1番というもので、ベートーヴェン以外は全く知らない作曲家です。山田さんは、どのようにしてこのプログラムが決まったかを話してくださいました。まずメインの別宮貞雄の交響曲第1番が決まり、彼がフランス留学で師事したミョーの曲と、彼が一番尊敬していたベートーヴェンの曲から同じ交響曲第1番を選んだということでした。あわせてフランスつながりで選んだイベールの曲は若手サキソフォン奏者の上野耕平さんのソロでした。
休憩をはさんで、前半も後半も大きな編成と小さな編成の2曲づつです。オーケストラの編成も指揮者の考えで増減できるんですね。知りませんでした。今回のベートーヴェンの交響曲はファーストバイオリンを16名にして、また倍管にしたということでした。通常の倍の管楽器ということです。ファーストを16名にすると、セカンドは14名、ビオラを12名、チェロを10名、コントラバス8名と2名づつ少なくなるそうです。学生時代オーケストラに入っていましたが、そんなことちっとも知りませんでした。
「プログラムに日本人作曲家の名前があると、そのチケットは売れない」と言われるそうです。プレトークは開演30分前からだったので、まだ客席もスカスカという感じで、本当にもったいないと思いました。このトークのおかげで、コンサートを最高に楽しむことができました。何といっても上野耕平さんのレベルの高さに驚愕でした。こんなにすごい人がいるなんて、将来が楽しみです。
ベートーヴェンの交響曲も3番(英雄)5番(運命)6番(田園)9番(第九)はよく聴きますが、1番というのはあまりメジャーではないですよね。休憩のとき、隣でワインを飲んでいる人が、「ベートーヴェンの1番ってこんなにおもしろかったっけ?」と話しているのが聞こえてきました。同じ思いの人がいるんだと思いました。自分では絶対に買わないと思われるプログラムの今回のコンサート、チケットを下さった方に感謝です。


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by mako-oma | 2015-09-09 13:57 | 音楽 | Trackback | Comments(0)