隣人の死

東京より一か月遅い蓼科の桜も終わり、今はモクレンやこぶしが満開となりました。水仙にサクラソウ、これからは一年中で一番お花の美しい季節です。それでもまだ暖房は欠かせません。朝の気温は2度とか3度、0.9度の日もありました。ここでもテニス友達やご近所の方等何人かの親しくしている友人がいます。お隣さんは定住組のご夫婦です。優しそうなご主人と元気いっぱいの奥様でした。この冬はなかなかこちらに来る機会がなく、今年になって初めてのご挨拶に行きました。実は、その前日、娘のバースデーパーティーを我が家でやったのですが、バースデーケーキが重なってしまい、その日もう一組のご夫婦と一緒にお茶会をしようと思いお誘いにあがりました。玄関のベルを鳴らすとご主人が出てこられました。半年ぶりなので「ご無沙汰しています。皆様お変わりありませんか?」とお聞きしたら、「家内が死にそうなんです」と言われ、一瞬何の事だかわからず、「えっ?」と発してしまいました。昨年12月、胃がんの末期と言われ、もう水も受けつけず、前日からは意識ももうろうとしているというお話を聞き、本当に信じられませんでした。「あんなに元気な方が…そんなばかな!」という思いだけでした。昨年は、妹夫婦も一緒に二日続けてお宅にお邪魔して麻雀をやりました。私は何年振りかだったので、とっても楽しかったです。今朝、車で出かけようとしたら見慣れないマイクロバスが止まっていました。フロントガラスには「~家」という張り紙がしてありました。「えっ!もうこんなに早く…」ショックでした。お家に電気がついた頃をみはからってお花を持ってお訪ねしました。ご主人はご不在でしたが、義理の妹さんが出てこられ、私たちがご挨拶に伺った翌日に亡くなられたということを伺いました。一緒にいただこうと思っていたケーキをお届けしたので、「あぁ、あのケーキをくださった方ですね。美味しかったですよ。」と言っていただきました。もうすぐレンゲツツジの季節になります。我が家の庭にはいろいろ植えましたがすべてシカにやられてしまいました。唯一楽しめるのが6月に咲くレンゲツツジです。庭の草刈りは大変な仕事ですが、主人はレンゲツツジを傷つけないようにと気を付けて刈ります。ですからその下草はいつも残されたままでした。でもお隣の奥様は、お宅から見えるレンゲツツジが楽しみだとおっしゃって、下草をきれいに刈ってくださいました。ありがとうございました。心から感謝です。これからは私が刈らなければならないのでしょうか。本当に人間、明日のことは全くわからないのだと実感しています。他人事とは思えません。今、余命数か月と宣告されたら、と真剣に考えています。断捨離もどんどん進めないと、と思っています。何よりも後に遺された人たちが困らないようにすることがたくさんあります。


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by mako-oma | 2017-05-03 08:29 | 交流 | Trackback | Comments(0)  

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