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半世紀ぶりの再会

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明けましておめでとうございます。

2016年最初のブログは、50年前の写真でスタートいたします。
女の子二人に挟まれた真ん中の彼と50年ぶりの再会をしました。
この時皆高校生。青春真っ只中でした。
この写真は50年経っても皆の記憶に残る最高の写真です。

時は1960年代後半、日本は高度成長時代。ブラザースフォアー、ジョーン・バエズ、PPMなどのフォークソング全盛時代でした。まわりを見渡すと、ギターを抱えた友人たちが沢山いました。
仲間が集まると必ず誰かがギターを弾いて、皆で歌いました。
当時ベトナム戦争に反対する反戦歌もいろいろ歌われました。
私達はほとんど毎週末顔を合わせていました。
しかし、いつの頃からか彼は来なくなり、その後彼の消息は途絶えてしまいました。
そして、50年の歳月が流れました。

昨年末、突然彼の消息がわかりました。現在仙台在住とのこと。
すぐに連絡を取り、この日の再会となりました。
彼の希望により、たっぷりの時間をとりました。
午後1時から6時まではカラオケルームを、そしてその後は居酒屋さんを。

この日集まったのは、インドネシア在住の女性を含め、7人。
私達は自由が丘で待ち合わせました。
50年ぶりの彼の姿はかなり貫禄がついたようでしたが、顔は昔の面影が十分に残っていました。
カラオケルームに入った私達は再会を祝って乾杯しました。
そしてその後は50年の空白を埋めるのに時間はかかりませんでした。それぞれの50年を語ったあとは、ギター持参の友人の伴奏で、次から次へと昔を思い出しながら、歌っていきました。

今回の準備はすべてこのギターを弾く彼がやってくれました。
彼の作ってくれた歌集には全部で27曲ありました。
6時間のうちでは歌いきれない曲も沢山ありました。
それでも半分以上は歌いました。

あのころ彼はギターも持っていませんでした。ですからもちろん1曲も弾けませんでした。でも現在、彼はお客様の前で弾くレベルになり、リクエストは何でも弾いてくれます。1時から6時までカラオケルームを借りてただの1曲もカラオケをかけませんでした。
こんなお客さんっているのでしょうか?

その後は、居酒屋さんで時が経つのも忘れて飲んで食べてしゃべって笑って楽しいひと時を過ごしました。
最後に今日の主賓のご希望でスイーツを食べに行きました。
これは彼のおごりでした。ごちそうさまでした!

こんなに素敵な仲間がいる私は本当に幸せ者です。
今は亡き写真上段右端の彼はきっと天国から私達のことを見ていることでしょう。
改めて彼の存在は大きかったのだと感じました。

最後に私の大好きな詩をご紹介します。

The seasons may come and go, but friends last forever.
Make new friends, but keep the old.
One is silver, one is gold.



by mako-oma | 2016-01-14 23:42 | 交流 | Trackback | Comments(0)  

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