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⑫オーマとジージのクロアチア大冒険旅行~11日目【6月21日(土)】

11日目【621日(土)】

朝食は、やはり敷地内の別の建物でのビュッフェだった。行ってみると、そこは予約したホテルの名前のある建物だった。そのホテルはちゃんとあったのだ。どういうこと?と思ったが、まぁ朝からたっぷり、美味しいものをいただいて、満足満足。楽しかった旅行もとうとう帰国の日を迎えてしまった。

チェックアウトを済ませ、ドブロブニク空港へと向かった。まずはレンタカーのお店に行って、三菱コルト君に別れを告げた。

ワイパーのゴーゴーいう音は、今にも壊れるのではないかと心配したが、最後まで故障することなく、よくぞ1500キロ近くもの距離を走ってくれたものだ。

空港ロビーには、同じ飛行機を待つ日本人ツアー客が何組かいた。やはり今、クロアチアは人気なのだと実感した。目の前のソファーに目をやると、年配の男性が横たわっていた。そばには心配そうに見つめる女性がいた。ツアーに参加されている御夫婦のようだ。青白い顔をしたその男性は、添乗員と思われる若い男性に付き添われ、車椅子に乗って、一足先に搭乗口の方に向かって行った。これから日本への長いフライトが無事でありますようにと祈った。

空港でお土産を探したが、やはり同じようなものしかなかった。クロアチア以外のヨーロッパのお菓子は大体が家の近所のスーパーで買えるものばかりであったが、その中で唯一ベルギーのお菓子が目に止まった。これに決めていくつか買い求めた。後日、友人に渡した際、「日本にも同じものがある」と言われた。硬くて食べれないと思われた砂糖まぶしナッツは、妹の所に持っていったら、ちっとも硬くない、と言われた。食べてみたら本当にあの硬さは無くなり、美味しかった。イチジククッキーは、娘婿が、美味しい、好きな味、と言って食べてくれた。本当にお土産というものは難しい。

天候の影響か、あるいは空港の大きさの関係かはわからないが、飛行機に乗り込むまでに蒸し暑い階段でかなり長く待たされた。夫は後ろのアメリカ人と雑談を始めた。私も前の日本人女性と会話を交わした。これ以上待たされたら具合の悪くなる人が出るのではないかと思われるほどの蒸し風呂状態から抜け出し、ようやく搭乗できたときにはほっとした。

予定時間を少し遅れ、私達の乗った飛行機は、ヘルシンキに向けて飛び立った。   (つづく)

by mako-oma | 2015-02-02 15:02 | 旅行 | Trackback | Comments(0)  

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